酒づくりに哲学あり

手を合わせ 心をあわせて 蔵人の

誠を醸す 百薬の長

◎心をひとつに合わせて、酒づくりに精進の日々。

広陵蔵の蔵人は、毎日朝夕、お酒をつくる前とつくり終えた後に、

蔵内にあるお酒の神様に全員そろって手を合わせます。

杜氏を中心に、岩手県(南部杜氏)からひとつのチームを組んで

広陵蔵にやってきた蔵人達が、

11月から翌年の4月まで誰ひとり欠けることなく、

健康で良いお酒を造らせて頂けますようにとお願いをしております。

◎人知を超える酵母のはたらきに感謝する心。

杜氏として精一杯の努力を重ねていても、麹や酵母の目に見えない

偉大な働きがなくては良いお酒をつくることができません。

そこで、「どうぞ、麹や酵母が良いはたらきをしてくれますように」と

お酒の神様のご加護を祈らずにはおられません。

謙虚な気持ちと感謝の心がひとつにならなければ、

技術を超えた良いお酒を醸すことはできません。


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