趣旨・目的
- 趣旨
- 広陵町における靴下生産は、明治末期から始まり今日まで全国一を誇る生産量にまで発展してきました。 この靴下の生産過程で出てくるリング状の縫製屑(産業廃棄物)リサイクル事業に取り組んでいます。 リサイクルの方法としては、消費者の方々に手芸材料として活用していただき、実用品に再生していだくこととしています。
- 目的
- @環境問題としてのリサイク A社会福祉への貢献 B靴下産地の啓蒙
- 靴下のつま先部分の縫製時に出るリング状の縫製屑は、産地内では産業廃棄物として処理されなければなりませんが、主に家庭内職で発生しますので、つい家庭ごみの中に紛れ込んで清掃センターに運び込まれていました。環境問題は社会的に取り組まなければならない課題であり、靴下業界として自主回収、環境負荷低減活動、リサイクルというテーマに取り組んでいます。 縫製屑は靴下メーカーが商工会の回収場所に持ち込まれてきますが、収集については内職家庭の協力や理解を得ることや、回収率のアップのための啓蒙活動が必要であり外部協力機関との連携はかっています。 需要先は全国の老人ホーム、老人グループ・個人等であり、指編み手芸の工夫次第でいろんな造型ができあます。手先を動かしますので手の不自由な方のリハビリや、いろんなひらめきによる頭の体操はボケ防止にと重宝がられています。
所在地
〒635-0821 奈良県北葛城郡広陵町笠162
TEL.0745-55-3535 / FAX.0745-55-2614